LPガスとは
LPガスは、燃焼による排ガス中のCO2量が石油や石炭に比べて非常に少なく、硫黄分の含有量がほとんどなく、窒素も含まれていません。また、オゾン層破壊の心配がないので自然に優しいクリーンエネルギーです。
LPガスとは
LPガスの名前の由来
LPガスは石油ガスを液化したもので、正確には液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)といいます。そしてこの頭文字を取ってLPG=LPガスといいます。
品質に優れたLPガス
・燃焼による排ガス中のCO2量は、石油や石炭に比べて非常に少ない
・LPガスには硫黄分の含有量がほとんどなく、窒素も含まれていない
・ススや灰分を出さない
・オゾン層破壊の心配がない
またLPガスは、体積あたりの総発熱量が天然ガスに比べるとプロパンは約2.5倍、ブタンは約3.3倍と非常に高く、環境によいことと併せハイパワーで高品質なガス体エネルギーなのです。そしてLPガスは環境への負荷が小さく都市ガス(13A天然ガス)に比べカロリーが高いクリーンエネルギーなのです。
災害に強い!LPガス
ナゼLPガスは災害に強いの?
・ボンベを使った分散型エネルギー
・様々な場所で素早く対応
・元栓を閉じれば二次災害を防げる
地震や台風などの災害は、私たちの生活に大きな被害をもたらします。なかでも、ガスの供給がストップすると、炊事・暖房・お風呂などが使用不能となり、予想もできない不便な生活を強いられます。
LPガスは容器(ボンベ)を使った分散自立型の供給システムです。万一の場合でも、容器の元栓さえ閉じれば、災害を最小限に防ぐことができます。さらにどんな場所でも使うことができ地震などの災害が起きても素早く対応できます。
災害時の対策は
火災のときは
容器バルブを閉め、消防署員などに容器の位置を知らせ、後の処理を頼んでください。
地震のときは
ガス栓・器具栓を閉め(火をすべて消し)、2次災害防止のため、揺れが大きかったときは、おさまった後で屋外の容器バルブも閉めてください。
台風・洪水のおそれがあるときは
容器バルブを閉め、容器が倒れたり、流されたりしないか、しっかり固定しているかを確認してください。
※電気のブレーカーも落としてください。
※再びガスを使うときは、必ずLPガス販売店または保安機関の点検を受けてからお使いください。
※異常があった場合は至急、LPガス販売店または保安機関へ氏名、住所、状況などをお知らせください。
容器バルブの閉め方
災害のときに容器バルブを閉めると二次災害の防止に役立ちます。
容器バルブを閉めるときは、時計と同じ右にしっかりと回します。
LPガス容器設置の注意点
その1:LPガス容器は倒れないようチェーンでしっかり固定しましょう。
その2:LPガス容器は水平で安定の良いところに置きましょう。
その3:LPガス容器のそばに燃えやすいゴミなどを置かないようにしましょう。
環境に優しいLPガス
地球温暖化防止とLPガス
今わたしたちに求められるのはクリーンなエネルギーの選択です。CO2排出量が少なく、エネルギー効率がきわめて高いLPガスは地球温暖化問題にとって理想的なエネルギーの一つなのです。
CO2排出量が少なく環境にやさしいLPガス
LPガスは酸性雨の原因となるSOX(硫黄酸化物)の排出量がほとんどないことに加えてCO2の排出量も少ない、環境に大変やさしいクリーンなエネルギーです。
LPガスは環境にやさしいクリーンなエネルギー
熱効率のよい環境に優しいLPガス機器の紹介
高効率ガス給湯器(エコジョーズ)
潜熱回収型は廃熱を回収することにより、今までの給湯器に比べて10~15%熱効率を向上させています。